私は、日常的によくプリンターを使います。コピー機能を利用したり、ネットで役に立つ情報があるときなど、頻繁に印刷しています。
その日も普通に午前中プリンターを使いました。数時間後、ECサイトで買い物をしたのでコンビニ支払いを指定して、支払い用紙を印刷しようと思いプリンターの電源を入れました。
しかし・・・・・
あれっ?
プリンターに見たことのない表示が出て、どのボタンを押しても反応がありません。
プリンターの液晶には、「プリントヘッドの種類が違います、正しいプリントヘッドを装着してください」と表示されていました。
エラー番号は、確かU52だったと思います。
かなり古いプリンターです。そろそろ壊れてもおかしくありません。
プリンターの品番は、キャノンのMG6130です。
購入したのは、詳しく覚えていませんが、今から12年くらい前、確か2011年くらいだったと思います。
しかも・・・・
しかも・・・・
インク代って高いですよね~
頻繁にプリンターで印刷する私には、いつも、純正のインクを使う金銭的な余裕がありません(笑)
というわけで、購入してから3年ほどたって、保証期間が切れたころあたりから、互換インクを使い始めました。
これは、安くて助かる!ということで、9年くらい互換インクを使い続けました。
そのため、そろろ壊れても不思議はないなと思いました。
結論から言うと、奇跡的?偶然?プリンターが直りました。
順を追って自分のためにも書いておきます。
目次
廃タンクがいっぱいになったわけではない
午前中に使えたプリンターが、いきなり数時間後に「プリントヘッドの種類が違います、正しいプリントヘッドを装着してください」と表示されてプリンターが使用できなくなりました。
ネットで調べてみると、初めて知ったのですが、プリンターには、廃タンクというものがあり、それが満杯になると、印刷できなくなるとのことです。
その際は、メーカーによるインク吸収体の交換および、プリンタの点検が必要になるとのことです。
そのときは、プリンターに「廃インクタンクがいっぱいになりかけています」
「廃インクタンクがいっぱいになりました」というような表示がでるようです。
しかし、私の場合、廃タンクがいっぱいになったわけではないようです。
ネットで調べてみると、「プリントヘッドの種類が違います」という表示は、プリントヘッドが古くなって壊れたり、接触が悪くなったときに発生しやすいようです。
プリントヘッドの種類が違いますとエラーが出てから私が行ったこと
まず、始める前に、本当はNGなのですが、置き場所がなくて1ヶ月くらい前からプリンターの上に置いていた荷物をおろしました。
それから
プリンターの電源のオフにして、しばらくたってから電源を入れてみました。
→効果なし
次に、プリンターのインクを全部抜いてから、プリントヘッドを取り外してみました。
→効果なし
次に、プリンターの減っているインクを新しいものに取り換えてみました(新しい互換インク)
→効果なし
次に、以前購入した接点復活剤(スプレータイプ)があったので、プリントヘッド側とプリンター本体側の両方にスプレーしてみました(接触する基盤部分?を中心にスプレー)
かなりインクで汚れていたので、ティッシュでふき取りました。
もう12年経った古いプリンターのため、壊れることを恐れる心配がないので、まんべんなくスプレーしました。
→結果、効果なし
万策尽きた・・・・・
後、考えられる方法は、
●メーカーに修理に出す。
しかし、12年前の製品なので修理は、難しそう。しかも値段も高そう。それなら新しくプリンターを購入した方がよさそう。
●プリントヘッドのみを新品か中古で購入する
確かに中古で販売されていたが、それでも結構な値段がしました。購入しても直らなかったら、もったいないです。
●メンテナンスモード?
ネットで「プリントヘッドの種類が違います」で検索してみると、メンテナンスモードでリセットしたら直った。という書き込みがいくつかありました。それとは、逆に、返って完全に壊れたという書き込みもありました。
どちらにしろ、メンテナンスモードにするには、ソフトが必要なようです。ネットでダウンロードできるようなことが書かれていましたが、ダウンロード先が海外でした。
そのため、この方法は、やめました。
というのも、メンテナンスモードに使うソフトが、ちゃんとしたものなら、公式サイトや、日本のホームページからダウンロードできるはずだからです。
そしていろいろ考えた結果・・・・・
残念ながら直す方法をあきらめて新しいプリンターを注文しました(笑)
喜劇は、突然、訪れる!?
プリンターを注文して3日後、
いつもの癖でコピーを取ろうと思い、壊れたプリンターのスイッチを無意識に間違えて押していました。
間違えた!
と思ったのですが・・・・・
普通にプリンターが起動しました。エラー表示が出ません。
???
えっ?どうして?
たまたま、偶然的なことだろうと思い、ノズルパターン印刷を行ってみました。
普通に印刷できました。
そんな馬鹿な!たまたま一枚だけ印刷できただけのはず!
絶対に壊れているはずだ。
そう思いながら、10枚ほどカラーで印刷してみたのですが、
互換インクを使って印刷しましたが、まあ~本当に綺麗に印刷できました(笑)
次に私がとった行動は?
キャンセルだ!今回ばかりはキャンセルさせてもらおう!
古いプリンターの互換インクは、まだ山ほど残っています。これを使わないのは、さすがにもったいない。
喜劇は、突然訪れる!
キャンセルしようと思い、注文したサイトを開いた途端に、一階から「ピンポーン」という音が・・・・・
まさか?
下に降りてドアを開けると、そこには、新しいプリンターを持った配達業者のお兄さんが立っていました(実話)
やけに笑顔がまぶしかった・・・・・
新しいプリンターは、今も未開封で部屋にあります(笑)
考察!どうしてプリンターが直ったのか?
プリントヘッドの故障か?接触が悪くなって、エラー表示が出たのは、間違いないと思います。
今回、「プリントヘッドの種類が違います」というエラー表示が出てから私が取った行動をまとめると以下のようになります。
●一ヶ月くらい前からプリンターの上に乗せていた荷物をおろした。
●プリンターの電源のオンとオフ。
●プリントヘッドを外して、もう一度取り付ける。
●プリンターの減っているインクの交換。
●プリントヘッド側とプリンター本体側の接触部分を接点復活剤(スプレータイプ)で洗浄
●ある程度の時間、様子を見たこと(2~3日間)
このどれかが、私のプリンターのエラーが直った原因だと思います。
プリンター側とプリントヘッド側にたっぷりと接点復活剤をスプレーしました。
そのため内部の汚れが落ちるのに少し時間がかかったのでは?
あまり参考にならないかもしれませんが、接点復活剤をスプレーした後は、数日待ってみるのもいいかもしれません。
また、プリンターの上に、1ヶ月くらい前から物を載せていたのが、エラーの原因だったのか?
本当のところは、私にもわかりません。
ただ、プリンターが直って、現在も正常に動いているというのは、事実です(笑)
※比較的新しいプリンターの場合は、プリントヘッドを単品で購入するか?メーカーに修理に出すことをお勧めします。
ちなみに私が使った接点復活剤スプレーは、
「KURE(呉工業) コンタクトスプレー(300ml) 接点復活剤 1047」です。理由は、以前PCのUSBメモリの接触不良に使う時に購入したものですが、商品紹介ページに、 「ゴム、プラスチックにかかっても安心」と書かれていたからです。
※仕様が変更になる場合もありますので、興味のある方は、実際に商品紹介ページなどで確認して下さい。
それにしても、あと20個くらいはある、買いだめしておいた互換インクをまだ使えることになってほっとしています(笑)
追加事項!謎が解けました
プリンターのエラー表示が出なくなって、一週間くらい、いつものように頻繁にプリンターを使っていました。
すると・・・・・
またしても「プリントヘッドの種類が違います・・・・・」という表示が出ました。
これでやっと謎が解けました(笑)
というのも再びエラー表示が出る直前に、PCの画面にプリンターのインクが少なくなってきていますという表示が出たからです。
そういえば、前にもこんな表示が出た後に、プリンターにエラー表示が出るようになった気が・・・・・
プリンターのカバーを開けて、インクを調べてみました。
すると、「326BK」のインクが減っていて、ランプが点滅していました。
今度は、プリンターの液晶画面でプリンターの残量を調べてみます。
めもり(目盛)は、4段階で、満タンです。「326BK」は、確か2めもりだったと思います。
つまり、私が使っているプリンターは、プリントヘッドが古くなって、反応が悪くなっているために、インクが減ると「プリントヘッドの種類が違います・・・・・」という表示が出るようです。
というわけで「326BK」を新しいインク(互換インク)に取り換えてみました。
しかし、相変わらず、エラー表示が出てプリンターが起動しません。
しかし、もう謎は、解けています(笑)
前回は、3日後に使えるようなりました。
エラーが出ても気にしないで、
プリンターの電源オン→エラー表示→プリンターの電源オフ→プリンターの電源オンを繰り返したところ、8回目でついに、通常にプリンターが起動するようになりました。
どうやら、プリンターのインクが減ると、この「プリントヘッドの種類が違います・・・・・」という表示が出るようです。
※私が使っているプリンターに関してです。使用状況、環境によって違いがあると思われます。そのため他の方が試してもうまくいかない場合もあります。
ただ、インクの残量が残り2めもりになっても、カバーを開けて、そのインクが点滅していなければ、エラーは出ません。普通に使えています。
もうひとつ思ったのが、
もし私のように互換インクが大量に余っている場合は、「プリントヘッドの種類が違います・・・・・」というエラー表示が出た場合、どうせインクを交換するなら少しでも減っているインクは、すべて交換した方がいいなということです。
というのは、新しいインクに交換してエラー表示が出なくなるまで、電源のオンとオフと繰り返したのですが、電源をオンにすると必ずプリンターがノズルクリーニング?を行い、そのたびに少しずつですが、インクが減るからです。その際に、他のインクも減ってしまいます。
新しくインクを交換して、2、3日後に電源を入れると普通にプリンターが起動できる場合もありました。ひょっとすると、時間がある程度経つとインクが本体に浸透して認識されやすくなるのでは?と思っています。これは、もちろん私の推測です。
そのため、急いでいない時は、インク交換後、2、3日してからプリンターを起動することにしています。
今後は、互換インクの補充回数が増えると思いますが、それでも以前に購入した互換インクがまだ20以上残っているので、しばらくは、それを使って行こうと思います。