ノートパソコンのハードディスクが、2019年9月に、クリスタルディスクインフォで調べると11000時間を越えていたので、そろそろハードディスクを交換することにしました。
私は、いつもハードディスクを交換するときは、自分で構築した今の設定をそのまま新しいハードディスクでも使いたいので、フリーソフトを使ってOSの入っているCドライブを丸ごとコピーしてハードディスクを交換しています。
そうすれば、現在使用しているのと同じ状態でパソコンを使えるので、新しくソフトを入れなおしたり、ブラウザのブックマークを移動したりなど面倒な手間がかかりません。
非常に快適です!
ハードディスクの交換に伴うCドライブのコピーは、今まで2回ほど行っていて、今回が、3回目になります。
今回も有名なフリーソフト「EaseUS Todo Backup」を使えば、すぐに終わるだろうと思っていたのですが、少し思わぬ展開になりました(笑)
というのも直近でCドライブのコピーを行ったのが、6年前で、最新版のEaseUS Todo Backupを起動してみると昔に使った頃に比べてバージョンがかなりアップしていて、起動した画面もすっかり変わっていたからです。
※追記があります。もしCドライブの複製にうまく行かなかった方は、一番最後の章を参考にしてみてください!
目次の8から読めばわかりやすいと思います。
8 追記です!最新バージョンでCドライブの複製に失敗した原因がやっとわかりました
目次
- 1 最新バージョン11.5でCドライブのコピーをしてみるが
- 2 Cドライブの複製には、「クローン」と「システムクローン」どちらを使えばいいのか?
- 3 バージョン11.5で「システムクローン」を途中まで試してみました。
- 4 結局、私は、旧バージョンでコピーに成功しました
- 5 Cドライブのコピーに失敗したときの対策方法
- 6 EaseUS Todo Backupの旧バージョンについて
- 7 やはりCドライブのコピーはとても便利!
- 8 追記です!最新バージョンでCドライブの複製に失敗した原因がやっとわかりました
- 9 BIOSの設定をしたいが、BIOSの画面が出てこない時は?
- 10 SSDへ換装された方の注意事項!最後に確認すること!
また、何度も試行錯誤の末、書き直したので、記事の追記で、かなり長い記事になってしまいましたので、少しでも読みやすくするために目次を付けました。
最新バージョン11.5でCドライブのコピーをしてみるが
早速、ノートパソコン用の2.5インチのハードディスクをAmazonで購入しました。
購入したのは、現在と同じ容量の東芝製の1TBのハードディスクです。
ちなみにOSは、Windows10です。
新しいハードディスクをHDDスタンドでPCとUSB接続してディスクの管理からフォーマットを行いました。
そしてEaseUS Todo Backupのバージョン11.5を起動して、左側にあるメニューの「クローン」をクリックしてCドライブのコピー作業を始めました。
160GBほどの容量のCドライブのコピー作業が、約3時間半ほどで完了しました。
そして、ノートパソコンから古いハードディスクを取り出して新しいハードディスクに交換しました。
そしてPCの電源ボタンを押しました。
すると、真っ暗な画面に、英語で、「ブート用ディスクを入れて何かキーを押してください」
というメッセージが表示されました。
キーを連打しましたが、あえなく玉砕
???
どういうこと?EaseUS Todo BackupでちゃんとCドライブ(ブート用ディスク)の複製を作ったはずなのに・・・
結論!
私の環境下では、EaseUS Todo Backupのバージョン11.5では、「クローン」というメニューからは、ブート用のCドライブを作ることが出来ませんでした。
肝心のPCが起動しませんでした。
しかし不思議に問題なくできたという方もいらっしゃしました。何度も見返しましたが、私も全く同じ操作をしていました。
※追記があります!
失敗した原因がわかりました。最後の章をご覧下さい!
Cドライブの複製には、「クローン」と「システムクローン」どちらを使えばいいのか?
バージョン11.5には、メニューに「クローン」と「システムクローン」という項目がありますが、Cドライブ(ブート用)のコピーには、どちらを使えばいいのか?
答えは、基本的に、「クローン」という意見が多いようです。
答えが、少しあやふやなのは、
興味深いことに、バージョンによっては、「クローン」で成功している人もいれば失敗している人もいます。
そして、逆に「システムクローン」で成功している人もいれば、失敗している人もいるからです。
「う~ん」どちらを使えばいいのか?よくわからなくなってきました。
もちろん、その人の行った環境にもよるしハードディスクの相性の問題もあるのでしょうが、
どうしていいのか迷います。
※この記事を書いた後の追記です!
Cドライブの複製には、「クローン」と「システムクローン」のどちらを使うか?ですが、
答えは、やはり「クローン」です。
最後の章に追記で加筆していますのでそちらを参考にして下さい
今回Cドライブのコピーに失敗した際の考えられる要因
やはり人によってコピー環境が違うからだと思います。
以下のような環境の違いが考えられます!
●ハードディスク、SSDの相性の問題
●コピー元とコピー先のディスクの種類の違い
ハードディスクからハードディスクへコピーするのか?
ハードディスクからSSDにコピーするのか?
という違いです。
●コピーする際のドライブの容量の違い
同じ容量のハードディスク同士でコピーするのか?
小さな容量のハードディスクから容量の大きなハードディスクへコピーするのか?
大きな容量のハードディスクから容量の小さなハードディスクへコピーするのか?
ということです。
●ハードディスクをパーティションで仕切っているか?
新しく用意したハードディスクを初期化するときに、パーティションで仕切っているか?
それとも仕切らないでCドライブ=Cディスクとして使用しているか?
●バージョンによる一時的な不具合
実は、今回利用して失敗した正確なバージョンは、11.500でした。
しかし数日も経たないうちに、バージョンが、11.502になっていました。
ひょっとするとバージョンによる一時的な不具合かもしれません。
そのため、常に最新バージョンをチェックすることも大事かもしれません。
他にも色々な環境の違いがあり、それが、今回の失敗の原因になっている可能性があると思いました。
バージョン11.5で「システムクローン」を途中まで試してみました。
とりあえず、私が調べたところ、おひとりだけ、バージョン11.5で「システムクローン」という項目で、Cドライブのコピーに成功した方の記事を発見したので、システムクローンで再挑戦してみました。
しかし、ここでまた壁に当たります。
以前のバージョンの「システムクローン」は、ハードディスクをフォーマットした状態で開始できたようですが、今回試した11.5では、フォーマットした状態で操作を開始すると
「未割り当て領域が足りません」というエラーメッセージが出ました。
そこで、一度初期化(フォーマット)したハードディスクをディスクの管理から、ボリュームの削除を選択して、未割り当てに変更してみました。
ちなみに未割り当てにすると、当然、PC上では、ハードディスクは認識されません。
この状態で、「システムクローン」を実行してみました。
すると、エラーが起こらずに、作業が開始されました。
しかし、数分ほど経ったところで私は、作業をやめました。
恐らく、このまま続けていけば、記事を読ませて頂いた方と同じく成功していたのでは、ないかと思いますが、
以前に2回Cドライブのコピーを行ったときは、ハードディスクを未割り当てにした記憶がありません。
そのため、もし、この操作でも失敗して、また3時間以上かかれば、心が折れてしまいそうだったからです(笑)
ということで、私は、コピーに一度も失敗したことがない以前に使ったEaseUS Todo Backupの旧バージョンが、パソコンの中に残っていないか探しました。
ありました。日付が、やはり今から6年前の2013年になっていました。
結局、私は、旧バージョンでコピーに成功しました
追記です!
最新バージョン11.5でなぜ、私が、Cドライブのコピー(クローン)に失敗したか原因がわかりました。
最新バージョンを使いたい方は、まず、最終章をご覧になって、それでもうまくいかない場合は、旧バージョンを試すのがいいと思います!
1度、最新バージョンをアンインストールして、6年前に使用したバージョン6をインストールしました。
※ちなみに、このバージョンでは、「システムクローン」というメニュー項目は存在しません。
今回は、容量が、1TBの2.5インチのハードディスクから同じ容量のハードディスクへコピーしました。コピー元(オリジナル)は、パーティションでCとDの2つに別れていました。
恐らく、後でも触れますが、SSDの場合も問題ないと思います!
簡単に手順を書いてみます!
一応ここからは、自己責任で行ってください!
フォーマットする前に、まずは、現在、システムドライブ(Cディスク)として使用しているHDDのパーティションスタイルを確認したほうがいいです。
確認の仕方は、とても簡単です
Windows10の場合
●スタートボタンの上で、右クリックします。
↓
●「ディスクの管理」をクリックします。
↓
●システムドライブ(恐らく、ディスク0)と表示された部分で右クリックします。
※一番左側の部分です
恐らく、「ディスク0 ベーシック」と表示されていると思います。その部分で、右クリックします
↓
●「プロパティ」をクリックします。
↓
●「ボリューム」のタブをクリックします。
↓
●そのなかに、「パーティションのスタイル」という項目があるので、MBRかGPTか確認します。
1、新しく購入したハードディスクをHDDスタンドなどでUSBでPCにつなぎディスクの管理を開いて、そこからフォーマットします。
windows10の場合
スタートボタンの上で右クリックしてディスクの管理をクリックします。
windows7の場合
マイコンピュータのアイコンの上で右クリック→管理をクリック→開いた画面の右側のメニューからディスクの管理をクリック
2、フォーマットする場合は、現在、使用しているシステムドライブ(Cディスク)と同じパーティションスタイルを選んだ方が、失敗する確率が低いです。
現在システムドライブに使用しているHDDのパーティションスタイルが、MBRならMBRで、GPTならGPTでフォーマットしたほうが失敗する確率が低いです。
※昔は、MBR方式でシステムドライブをフォーマットしないとブート(起動)できませんでしたが、現在は、GPT方式でも起動できるようです。以前、古いOSでクローンを作成したので、私の認識不足でした。m(__)m
基本的に、パーティションに関しては、分けなくていいと思います。
分けても分けなくても恐らく結果的にコピー先(オリジナル)と同じになると思います。
この辺は、色々試したわけではないので100%の確証は、ありません。ご了承ください。
3、ハードディスクのフォーマットが終わったら、新しいハードディスクをHDDスタンドなどでPCにUSB接続したまま、EaseUS Todo Backupを起動させます。今回は、バージョン6を使用しました。
※バージョン6の場合は、メールアドレスを入力する必要がありますが、どんなメールアドレスでも結構です。極端に言えば、メール形式の英数字であればなんでもOKです。
この記事を書いている時点(2019年9月)での最新バージョンは、11.5なのですが、比べてみると起動画面が非常にシンプルで使える機能も少ないですね。
4、左画のメニューのクローンをクリックします
ご覧のように「システムクローン」というメニューが、ないので迷う心配もありません。
5、次に開いた画面でディスククローンをクリックします
6、ディスククローンのメニューが開きますので、オリジナルとコピー先(新しいハードディスク)に青い丸印のチェックを入れます。
下の図の赤枠部分の左上の青丸です
※基本的には、自動的に認識されて自動的にチェックが入った状態になっているはずですが、一応あっているか、確認してください!
基本的に、フォーマット後なので、オリジナルには、使用領域部分があり、目標位置(コピー先)は、ディスクが空になっているのが普通です。
7、コピー先がハードディスクの場合は、そのまま次へをクリックします。
もし、コピー先が、SSDの方は、青枠部分のSSD用に最適化にチェックを入れます。
また、もしコピー元(オリジナル)のハードディスクに不良セクタがある場合は、セクタバイセクタ方式クローンにチェックを入れます。
ただし、これにチェックを入れると不良セクタをチェックしながら作業を進めるためかなり時間がかかります。本当にかなり時間がかかると思ってください。
8、ディスククローンの画面が表示されますので、一応画面を確認して進むをクリックします
※クローン後のレイアウトを変更できますが、私は、何もいじらないで、そのまま進むをクリックしました。
ドラッグでパーティションのサイズを変更する方は、私は、行ったことが無いので、自己責任で行ってください。
恐らく、領域が自動的に配分されるのでは?
もし、コピー元のハードディスクがパーティションで複数に分割されている場合
作業後のパーティションの分割の領域配分が気に入らなければ、ディスクの管理でボリュームの縮小と拡張を使って領域を調節すればよいと思います。
「ハードディスク ボリュームの縮小」
「ハードディスク ボリュームの拡張」などで検索すると詳しい説明が出てくると思います。
9、書き込み先ディスク内のデータは失われます。続行しますか?
と表示されるので間違っていければ、OKをクリックします。
10、作業が始まります。後は、終わるまで待つだけです。
作業が終わったら完了をクリックして終了です。
作業終了後、USB接続していた方は、windowsファイルはとても繊細なので、「USBの安全な取り外し」から行うことをおススメします!
もししばらく経っても「作業中です」というようなメッセージが出た場合は、すべてのソフトを終了してPCをシャットダウンしたほうがいいかもしれません。
私の場合は、それからHDDスタンドのUSBをはずしました。
作業時間ですが、Cドライブに160GBほどのデータがあった状態で、コピーに約3時間半ほどかかりました。
ただ、私は、USB2.0で接続して作業を行ったので、USB3.0で行えば、もう少し速く終わるかもしれません。
作業終了後、PCに新しいハードディスクを入れ替える!
少し祈る気持ちで電源スイッチを押しました。
すると、画面に、「自動で修復をしています」という表示が出ました。
少しドキリとしましたが、その後に「準備ができました」→「ようこそ」
という感じでメッセージが表示されて、無事、OSを起動させることができました。
その後、何の問題も発生していません。
なんとか、ドライブの入れ替えに成功しました
Cドライブのコピーに失敗したときの対策方法
EaseUS Todo Backupは、大変多機能で、高機能なソフトです。
特に最新バージョンでは、本当に色々なことができるようになっています。
しかし、ブート用のディスクのコピー(Cドライブのコピー)に関しては、その人の環境がさまざまであり、なかなか一筋縄では、いかない感じです。
これは、別に、このソフトだけではなく、他の同じ用途のソフトでも失敗した、成功したという書き込みがたくさんあることからもわかります。
結論から言うと、
まず、最新バージョンを試してみて、ダメなら旧バージョンを試してみるというのが、一番いいような気がします。
というのも、やはりCドライブ(OSが入るブート用ディスク)をコピーするソフトは、限られており、フリーソフトでは、それほど種類がありません。
その中でも、やはり、EaseUS Todo Backupが、大変優秀なソフトであることには、間違いありません。
Cドライブをコピー(クローン)するときの注意点と解決方法!
●新しいハードディスク、または、SSDを購入した際に、フォーマットするときは、同じパーティションスタイルでフォーマットする
例えば、HDDを交換したいPCのシステムドライブがMBRの場合は、MBRでフォーマット。
HDDを交換したいPCのシステムドライブがGPTの場合は、GPTでフォーマットしたほうが失敗する確率が低いです。
ちなみに、私が、システムドライブのクローンを最初に作ったときのOSが、Windows7で今から何年も前のことでした。
その時は、システムドライブは、MBR方式でフォーマットするというのが一般的でしたが、現在では、システムドライブがGPTのPCもたくさん存在するようです。
ちなみに、昨年購入した(2019年)のデスクトップパソコンも調べてみると、システムドライブのパーティションスタイルが、GPTでした。
私が、知らない間に、GPT方式で、HDDをフォーマットしてもブートディスクを作れるようになっていたようです。m(__)m
ちなみにMBRでは、2TBまでしかフォーマットできません。もし2.2TBより大きなハードディスクをMBRでフォーマットした場合、使えるのは、2TBまでとなります。
●EaseUS Todo BackupでCドライブのコピーをする際は、ネットの検索で自分と同じ条件でコピーしている人の記事を探して、そのバージョンのEaseUS Todo Backupで作業すると安心
例えば、ハードディスクからハードディスクにコピーしてHDDを入れ替えるのか?
ハードディスクからSSDにコピーしてディスクを入れ替えるのか?
自分の行いたい方法を検索して成功している方の記事を探して、その時に使っているEaseUS Todo Backupのバージョンをチェックします。
そして次の章で旧バージョンの入手方法を説明していますので、同じバージョンを入手して同じバージョンでコピー作業を行うと安心です。
●HDDからHDDに交換したい場合は、私の場合、バージョン6の「クローン」→「ディスククローン」で成功しました。
恐らく、「システムクローン」というメニューがないバージョンなら他のバージョンでも同じく成功すると思います。
●HDDからSSDに交換したい場合は、以下のように検索するとたくさん出てきます。
「 easeus todo backup ssd換装 」
「 easeus todo backup HDDからSSDに交換 」
●容量の大きいハードディスクから容量の小さなSSDにCドライブをコピーする場合
例えば、Cドライブが、1TBのハードディスクから500GBのSSDにコピーする場合は、コピー元の容量を最低でもコピー先のSSDの容量より減らさないとコピーはできません。
EaseUS Todo Backupの旧バージョンについて
ご報告!
EaseUS Todo Backupは、バージョン12から、有料ソフトの機能強化が、はかられ、無料版では、機能制限がみられるようになりました。
以前使えた機能が、フリー版では、使えなくなっている場合もあります。
恐らく、少しずつ有料版へシフトしていくのでは?と考えられます。
そのため、過去のバージョンを載せているサイトを紹介するのは、色々と問題がある可能性があるため、
過去のバージョンを紹介しているサイトの紹介をやめさせていただきました
m(_ _)m
補足ですが、SSDのメーカーによっては、SSDを購入すると、無料のクローンソフトが付いていくる製品もあります。
例えば、WD(ウェスタンデジタル)のSSD製品の一部など。
そちらを利用するという方法もあります。
やはりCドライブのコピーはとても便利!
長年、使用してCドライブ(ハードディスク)の使用時間が1万時間を越えたなら、念のために上記のようにCディスクのコピーを行ったほうが効率的だと思います。
なんといっても、新しいハードディスクに交換しても、今使っているそのままの状態ですぐにPCを使えるのが、便利です。
以前使っていたPCの状態に戻すためにソフトを入れなおしたりするのは、時間がかかりますからね。
追記です!最新バージョンでCドライブの複製に失敗した原因がやっとわかりました
EaseUS Todo Backupの最新バージョン11.5でなぜ私がCドライブのコピーに失敗したか、やっと原因がわかりました。
まず、コピー元のCドライブがパーティション分けしていない単独のディスクの場合は、普通に「クローン」というメニューから作業を行えば普通に成功すると思います。
しかし、コピー元のCドライブが、複数のパーティションで分かれている場合は、やり方によっては、ブート用のディスクとして認識しない可能性があります。
その前に、まず注意したいのが、
新しく購入したHDDやSSDをフォーマットする際は、現在使用しているシステムドライブ(Cディスク)と同じパーティションスタイルにした方が、失敗する確率が低いです。
システムドライブがMBRならMBRでフォーマット
システムドライブがGPTならGPTでフォーマット
パーティションスタイルが、MBRかGPTかを確認する方法
Windows10の場合
●スタートボタンの上で、右クリックします。
↓
●「ディスクの管理」をクリックします。
↓
●システムドライブ(恐らく、システム0)と表示された部分で右クリックします。
※一番左側の部分です
恐らく、「ディスク0 ベーシック」と表示されていると思います。その部分で、右クリックします
↓
●「プロパティ」をクリックします。
↓
●「ボリューム」のタブをクリックします。
↓
●そのなかに、「パーティションのスタイル」という項目があるので、MBRかGPTか確認します。
具体的に説明します!
EaseUS Todo Backupを使う前に最新バージョンが、ないか一応確認したほうがいいです。
1、まず、EaseUS Todo Backupを起動してメニューの「クローン」をクリックします
私は、その時の最新バージョン11.5を使いました。
2、次にコピー元のドライブを選択します。
このときに、以下のようにCドライブがパーティションで複数に分割されている場合は、
例え、Cドライブの中のCディスクだけをコピーしたくてもCディスクだけにチェックを入れないほうがいいです。
こうしてコピー作業を行うとCディスクだけコピーされますが、恐らくブートディスクとして認識されません。つまりブート用のCドライブ(システムドライブ)としては使えません。私がそうでした。
以下の図では、4つに分割されたディスクのうち1つにしかチェックが入っていません。
正しいやり方
コピー元のドライブを選択する際は、Cドライブをパーティションで分割している場合も、分割してない場合も下の赤枠部分だけにチェックを入れてください。
そうするとCドライブに複数のパーティションがある場合、すべてのディスクにチェックが入ります。
先ほどと違い、分割された4つのパーティション(ディスク)すべてに青い丸印のチェックが入っているのがわかります。
3、確認して下にある次へをクリックします
4、今度は、コピー先にチェックを入れます。こちらも同じように一箇所にチェックをいれます。
下の図の赤い矢印のところにチェックを入れるだけです。
青枠の編集をクリックするとパーティションのサイズの変更が出来ますが、こちらは、私は、やったことがないのでお好みでどうぞ
ちなみに、私の場合ですが、最新でクローンを行ったとき、
2TBのHDDから1TBのSSDへのクローンを試みましたが、特にパーティションのサイズの変更をしなくても問題なくできました。
容量の大きいHDDから容量の小さいSSDへのクローンだったので、心配だったのですが、私の場合、パーティションサイズを特に変更しなくても(そのまま)でもうまくいきました。
※ちなみに、この時(直近)は、システムドライブが、GPTで、元々、パーティションは、区切っていませんでした。
本当に高性能なソフトだと感心しました。
SSDを利用する方は、高度なオプションをクリックして、SSDの最適化にチェックを入れてください。
間違いが、ないことを確認して次へをクリックします
5、作業の開始画面が表示されますので実行をクリックします。
後は、作業が完了するまで待つだけです。
作業終了後、USB接続していた方は、windowsファイルはとても繊細なので、「USBの安全な取り外し」から行うことをおススメします!
もし、いくら待っても「他でファイルを使用中のため取り外しできません」というようなメッセージが出た場合は、すべてのソフトを終了してPCをシャットダウンしたほうがいいかもしれません。私は、それからHDDスタンドのUSBを抜きました。
恐らくこれで、うまくCドライブ(ブート用ディスク)のコピーが出来ると思います。
ちなみに、HDDからSSDへ交換された方は、BIOSの設定で起動順位の変更が必要な場合があります。
BIOSの設定をしたいが、BIOSの画面が出てこない時は?
私は、今ままで、HDDからHDDへの交換(クローン)しかしたことがなかったのですが、今回、2020年10月に初めて、ついに、SSDの速さを味わいたくてHDDからSSDへ換装しました。
その際に、壁に当たったのが、PCの起動時に、BIOSの画面を開いて、起動順位で、SSDを一番目にしたかったのですが、何度やっても、BIOSの画面を開くことができません。
HDDからHDDへ交換したときは、こんなことはなかったのですが・・・・・
SSDに換装したときに、BIOSの画面が出てこない時は?
Windows10の場合、電源オプションにある「高速スタートアップを有効にする(推奨)」のチェックを外すと、無事に、起動時に、BIOSの画面が出てきました。
長い記事になってしまいましたので、簡単に書きます。
1、PCのタスクバーにある検索欄に、「電源オプション」と入力します。
2、電源オプションのアイコンが、右側に表示されますのでクリックします。
3、左側にある「電源ボタンの動作の選択」をクリックします。
4、「現在利用可能ではない設定を変更します」をクリックします。
※上から4行目あたりにあると思います。
5、「高速スタートアップを有効にする(推奨)」のチェックをはずします。
6、画面の一番下にある「変更の保存」をクリックします。
私の場合は、これで、無事に、BIOS画面が出るようになりました。
※現在は、「BIOS」よりも、ひょっとすると、ファームウェアが、「UEFI」のPCの方が、多いかもしれません。上記の方法でUEFIの場合でも画面が開けるようになりました。
補足ですが、
初めからPCに、搭載されていたシステムドライブのパーティションスタイルが、MBR方式ではなく、GPT方式の場合、ファームウェアがBIOSではなく、UEFIの可能性が高いです。
UEFIの方が新しい規格です。さらに高機能で高速になっています。
また、ファームウェアがBIOSの場合、BIOSの画面では、キーボード操作しかできませんでしたが、UEFIの場合、マウスでの操作も可能です。
つまりマウスで操作できるということは、ファームウェアが、UEFIということでもあります。
「BIOS」か「UEFI」かを調べる方法
「BIOS」か「UEFI」かは、簡単に調べることができます
1、Windows10の場合、タスクバーの検索欄に「システム情報」と入力します
2、システム情報のアイコンが右側に表示されますのでそれをクリックします。
3、新しく開いた画面で、左側の「システムの要約」が青色で選択されていることを確認します。
4、右側の画面にある「BIOSモード」に注目します。
ここに、「レガシ」と表示されていれば、「BIOS」です。
ここに、「UEFI」と表示されていれば、「UEFI」となります。
SSDへ換装された方の注意事項!最後に確認すること!
SSDに換装された方は、以下の点を確認された方がいいです。
これも追記になります。
私は、HDD派だったので、今まで、HDDからHDDのクローンを作り、換装したことしかありませんでしたが、ついに、SSDを購入して換装することにしました。
SSDへの換装の方法を説明して下さっているサイトを色々読みましたが、実は、フリーソフトを使って、HDDをSSDに換装した場合、アライメントがずれている場合があるそうです。
このことを解説されていないサイトもあり、最初は、戸惑いましたが、一応、確認したほうがいいと思います。
SSDのアライメントがずれている場合は、SSDの書き込み、読み込み性能を100%活かすことができません。
SSDに換装したが、カタログの数値とかなり違う、遅いという方は、ひょっとすると、このアライメントがずれている場合があります。
「SSD アライメント」
「SSD アライメント 確認」
などで検索するとアライメントの確認方法を知ることができます。
また、SSDのアライメントの調整は、フリーソフトでできます。
「SSD アライメント 調整」
「SSD アライメント 調整 フリーソフト」
等で検索するとでてきます。
ちなみにSSDのアライメント調整で有名なフリーソフトは、
EaseUS Partition Master Free
※インストールする際に「EaseUS Todo Backup Free」新バージョンを一緒にインストールする場合がありますが、必要ない場合は、拒否することができます。
MiniTool Partition Wizard無料版
などがあります。
※最近、実際に、HDDにではなく、SSDに換装したのですが、その時は、私の場合は、アライメントは、ずれていませんでした。ちゃんと4096で割り切れました。
本当に調べれば調べるほど、色々なことがわかり、難しいものですね