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以前公開した記事を加筆修正する際に下書き保存できる便利なプラグイン

ワードプレスは、ウェブサイトを作るための大変便利なツールですが、不思議と標準で搭載されていない機能もあります。

例えば、過去に公開した記事の加筆や修正に伴う下書き機能などです。

下書き保存機能は、標準で装備していますが、いったん記事を公開してしまうと「下書きとして保存」というメニュー自体が消えてしまいます。そのため下書き機能も使えなくなります。

これは、やや残念です。

実際、この間、私が経験したのは、過去に書いたランキングの記事のデータを新しく更新しようと思ったのですが、結構ボリュームのある記事で、1日では、加筆が終わりそうにありませんでした。

しかし、一度記事を公開しているので作業の途中で保存することが出来ません。

できるのは、公開だけです。

そういう場合、ワードプレスの標準機能では、ややつらいです。

例えば、ランキングのデータを更新しようと思っても、作業量が多くて、1日で半分しかデータの更新が出来なかった場合、どうしたらよいのでしょう?

一度公開した記事には、下書き機能が使えません。

今回の記事では、過去に書いた記事を加筆、修正して更新する際にも下書き機能が使えるようにするプラグインとその使い方について書いてみたいと思います。

今回の記事の内容

1、「下書きとして保存」機能は、一度記事を公開すると使用できない

2、以前書いた記事を数日に分けて加筆修正したい場合

3、WP Post Branchesプラグインは、以前公開した記事でも下書き機能が使える便利なプラグイン!

4、WP Post Branchesプラグインの仕組みと特徴!

5、WP Post Branchesプラグインのインストール方法

6、WP Post Branchesプラグインの使い方

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「下書きとして保存」機能は、一度記事を公開すると使用できない

先ほども少し触れましたが、新しく記事を書き始めて、その日で完成しなかった場合は、「下書きとして保存」や「非公開」という機能を使えば、問題なくその日までの作業を保存できます。

そしてもちろん、ここまで書いた記事の内容は、「下書きとして保存」や「非公開」機能を利用すれば、ネット上に公開されること無く非公開になっています。

※ちなみに「非公開」機能を使っても「下書きとして保存」は、利用できなくなります。

しかし、

一度、記事を公開してしまうと、ワードプレスの記事の投稿画面から「下書きとして保存」という項目が消えてしまいます。

つまり、

一度記事を公開してしまうと、基本的に、その記事を後で加筆や修正する場合、下書き機能が使えません。

そのため、過去に書いた記事を加筆、修正する場合は、基本的に、一度で完成まで仕上げないといけないことになります。

記事を途中まで、加筆、修正して、「公開」をクリックしてしまうと中途半端な状態で、ネット上に公開されてしまうからです。

しかし途中までの加筆、修正作業を公開しないで保存しておくことは基本的にできません。

これは、過去に書いた記事を後で加筆、修正する際にやや不便です!

以前書いた記事を数日に分けて加筆修正したい場合

一度書いた記事を加筆、修正しない場合は、何も問題ないのですが、記事の内容によっては、そうもいきません。

例えば、月日が経てば、記事の内容も新しく変更しなくてはいけない場合があります。

例えば、統計データやランキングの記事を書いている方は、2018年に記事を書いた場合、2019年になったら新しい数値への変更が必要となります。

短い記事なら、記事の投稿の編集画面で一気に記事の内容を新しく加筆もしくは、修正して公開ボタンをクリックすれば、いいのですが、

長い記事で加筆や修正箇所が、たくさんある場合、一回の作業で終わらない場合があります。

そんなときは、一度公開した記事においても、「下書きとして保存」という機能が使えれば、大変便利です。

自分の好きなペースで記事を加筆、修正できるからです。

そんなときに大変役に立つのが、WP Post Branchesというプラグインです。

WP Post Branchesプラグインを使用すると、以前公開した記事でも「下書きとして保存」機能が使えるようになります。

WP Post Branchesプラグインは、以前公開した記事でも下書き機能が使える便利なプラグイン!

もっと早くこのプラグインを見つけていたらという感じですね!

というのも、以前までは、長い記事のデータ更新などの加筆作業は、一回では終わらないため、面倒だとわかっていても仕方ないので、ワードプレスの下書き専用サイトを1つ作っておいて、そこに、加筆したい記事をすべてコピーしていました。

そして、下書き専用サイトで、加筆したい記事を完成させてから、また、再度、それをコピーして元の記事と入れ替えて公開して、加筆作業を行っていました。

結構な手間でしたが、それしか方法が思い浮かばなかったので、ずっとこの方法でやってきたのですが、このプラグインで作業の効率が大幅に上がったような気がします。

WP Post Branchesプラグインの仕組みと特徴!

このプラグインの仕組みを簡単に説明します。

1、以前、公開した記事の編集画面を開いて「ブランチを作る」をクリックすると、新たにオリジナルとは別にブランチ(下書き専用のページ)が出来上がります。

※URLも独自のURLで他の人は、見ることができません

2、その下書き専用ページ(ブランチ)で記事を加筆したり修正します。

3、完成したら、下書き専用サイト(ブランチ)の公開ボタンをクリックします。

するとオリジナルの記事に新しい記事が上書きされて公開されるという仕組みです。

詳しい使い方の説明は、後で説明します。

WP Post Branchesプラグインのインストール方法

1、ワードプレスの管理画面を開きます。そして左のメニューのプラグインにマウスカーソルを合わせます。

そして新規追加をクリックします。

2、プラグインを追加の画面でプラグインの検索欄にWP Post Branchesと入力します。

下の画面の赤枠部分に「WP Post Branches」と入力!

3、WP Post Branchesが表示されるので、今すぐインストールをクリックします

4、インストールが終わったら有効化をクリックします

インストールして有効化が終われば、特に設定は、必要有りません。

WP Post Branchesプラグインの使い方

使い方は、簡単です。

1、ワードプレスの管理画面の左のメニューの投稿マウスカーソルを合わせて、投稿一覧をクリックして以前に公開した記事の中から加筆や修正したい記事を選びます。

2、投稿一覧から加筆、修正したい記事をクリックして投稿の編集画面を開きます。

すると右側に、ブランチを作るというボタンが新に表示されていますので、

ブランチを作るをクリックします。

3、すると投稿の編集画面(記事を書く画面)の上部が以下のように表示されます。

さらにその下(記事のタイトルの下)を見ると

ページのURLの末尾にbranch/と記されています。

これで、オリジナルの記事(現在公開中)とは、別に、その下書き専用ページ、
branch(ブランチ)が新に出来上がりました。

ブランチ(下書き専用ページ)は、自分以外見ることが出来ません。

正確に言うと、自分のサイトにログインした人しか見ることが出来ません。

そのため安全に下書きが出来ます。

4、現在のページ(新しく作ったブランチ)で記事の加筆や修正を行います!

そして、自分の好きなところまで加筆、修正して、いったん作業を止めたいときは、右側のメニューの下書きとして保存をクリックします。

すると、新しく加筆、修正した内容が、下書きとして保存されます。

そして、もちろん、その内容は、現在公開中のオリジナル記事には、一切、反映されていません。

※注意!

このとき、公開をクリックすると、現在公開中のオリジナルの記事を上書きして公開されてしまいますので注意してください!そして公開をクリックした時点でbranchは、消滅します。

そのため、記事の加筆や修正がまだ終わっていないときは、公開をクリックしないように気をつけてください。

5、再び、記事の加筆、修正作業を開始したいときは、先ほどと同じように

ワードプレスの管理画面の左メニューの投稿投稿一覧をクリックします。

すると今度は、同じ記事のタイトルが2つ表示されているのに気づきます。

よくみると片方には、ブランチと表示されています。

下書きを再開するときは、ブランチの方をクリックします。

6、するとブランチ(下書き専用ページ)が再び開きますので、再び、記事の加筆や修正作業を行います。

7、ブランチ(下書き専用ページ)で記事の加筆、修正が終了したら、

今度は、公開をクリックします。

すると、加筆、修正が完了した内容のページ(ブランチ)が、現在公開されているオリジナルの記事に上書きされて公開されます。

同時にブランチ(下書き専用ページ)も消えます。

これで、以前公開した記事の加筆、修正作業の完了です!

再び記事の加筆や修正がしたくなったら同じようにブランチを作ればいいわけです。

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