PCでサイトを閲覧しているとたまに、右クリックしても反応しないことがあります。
通常の場合、サイトを閲覧しているときに文中などで右クリックすると新しくウィンドウが開きます。
実は、右クリックできないサイトを見ていて困ることがいくつかあります。
それは、文中でわからない言葉の意味を調べたいときや、読めない文字などを調べたいときに、非常に手間がかかるということです。
例えば、右クリックできないサイトで「竜髭菜」という漢字が出てきたとします。
どうでしょう?「竜髭菜」という漢字を読めますか?
読み方は、「アスパラガス」と読むそうです。
こんなときに、サイトの文中で右クリックできると、あっという間にその漢字を検索エンジンで調べて読み方や意味を知ることができます。
しかし、右クリックできないと、読めないわけですから、検索エンジンに調べたいキーワードを入力できません。すなわち調べようが無い場合があります。
このように右クリックができないと不便なことがあります。
右クリックできるようにする方法
実は、右クリックできないサイトで右クリックを可能にする方法は、とても簡単です。
Javascriptの設定を変更してブロックするだけで右クリックできるようになります。
何かのデータで世界で最も使用されているブラウザは、グーグルクロームだと読んだことがありますので、クロームの場合の方法を説明してます。
ブラウザがグーグルクロームの場合の設定
大まかに2通りの方法がありますが、まずは、一番簡単な設定方法です!
1、サイトの左上のURLが表示されているところに注目します。
以下の赤枠の部分をクリックします。
2、すると以下のメニュー画面が表示されますので、サイトの設定をクリックします。
3、すると設定画面が表示されますので、その中のJavascriptの設定を許可(デフォルト)からブロックに切り替えます。
4、もし、これでも右クリックできない場合は、ブラウザを再読み込みしてください。
ブラウザの左上に再読み込みのボタンがあります。
※以下の赤枠の部分です
また、パソコンのF5キーを押しても再読み込みすることができます。
※ブラウザ上に再読み込みのボタンが表示される場合も有ります。
これで、右クリックが可能になるはずです。
利用が終わったら初期設定の許可(デフォルト)に戻しておくことをお勧めします。
※サイトによっては、Javascriptをブロックするとサイトが正常に表示されない場合があります。
もうひとつの設定方法は、手数が多くなりますが、細かく設定ができます。
こちらもブラウザがクロームの場合です!
1、まず、ブラウザの画面の右上の設定ボタンをクリックします。
以下の赤枠のアイコンをクリックします。
2、すると、メニュー画面が表示されますので、設定(S)をクリックします。
3、設定画面が表示されますので、画面を下にスクロールして詳細設定をクリックします。
4、詳細設定の画面が表示されますので、プライバシーとセキュリティの中のコンテンツの設定をクリックします。
5、コンテンツの設定の中のJavascriptをクリックします。
6、Javascriptの設定画面が表示されますので以下の赤枠部分のようにスライドさせて、
許可(推奨)をブロック中に切り替えます
7、もし、これで右クリックできなかった場合は、ブラウザを再読み込みしてください。
ブラウザの左上に再読み込みのボタンがあります。
また、PCのF5キーを押しても同じことです。
これで、すべてのページでJavascriptがブロックされて右クリックが可能になります。
しかし、すべてのページに適用されますので、利用が終わったら、元の設定に戻しておいたほうがいいと思います。
※サイトによっては、Javascriptをブロックするとサイトが正常に表示されない場合があります。
※サイトのページごとに個別に設定したい場合
ブロックと許可にある追加をクリックして、サイトのページのURLを入力して、サイトのページごとにjavascriptを許可したり、ブロックしたりすることが可能です。
著作権については充分な注意を!
これで、右クリックできないサイトでも右クリックが可能になり、快適に調べ物などができるようになるでしょう。
ただし、注意しなくてはいけない事も有ります
それは、著作権についてです!
例えば、あなたの好きな歌の歌詞を調べたとします。
閲覧するだけならよいのですが、この場合に、右クリックを解除してコピー&ペーストをして保存すると著作権の侵害になる恐れがあります。
このように場合によっては、著作権の侵害をしないように充分な配慮をする必要があります。
また、インターネット関連の法律に関しては、年々新しく変更される場合があります。
つまり、以前は、問題なかったものが、次の年からは、著作権の問題が発生する場合もあります。そのため、その辺については、充分な注意が必要になります。
くどいようですが、著作権を侵害しないように充分注意しましょう。