この間、何気なく自分の好きなドラマについての情報をネットで見ていると面白いことに気が付きました。
それは、ある共通点があったんです。
もちろん、私が個人的に面白いと思っているドラマですよ(笑)
その共通点とは、蒔田光治さんが制作に参加しているドラマということです。
偶然、蒔田さんの名前をドラマの紹介サイトで見つけて、他にもどんな作品の制作に参加しているのだろうと調べてみたら、私が面白いと思うドラマがいくつか出てきました。
蒔田光治さんが制作に参加したドラマ作品
蒔田光治さんは、映画のプロデューサーやテレビプロデューサー、脚本家として活躍されている方です。
蒔田さんが制作に参加された作品の個人的な感想としては、謎解きが面白い、謎解きが実によく出来ている。伏線の張り方が絶妙!そのため、作品の完成度が高いということです。
謎解き要素のあるドラマを見ていて、よく感じるのは、トリックが、うまく出来ているのかもしれませんが、難しすぎて、ドラマでは、よく理解できなかったりすることが多々あります。
また、トリック(仕掛け、謎解き)は、ちゃんとしているのですが、その仕掛け自体に、それほど魅力が無い作品も多いと思います。
しかし、蒔田さんがトリックを監修したり脚本を手がける作品は、トリック(謎解き)がわかりやすく、それでいて感心するほど斬新な仕掛けがたくさんあり視聴者をひきつける魅力があると思います。
よくあれだけの見事な謎解き、仕掛けを思いつくなと感心してしまいます。
蒔田光治さんが制作に参加された作品で私が好きなドラマ
TRICK1~3
TRICK1~3
写真は、セカンドシーズンです
とにかく面白い作品でした。上田次郎(演:阿部寛さん)と山田奈緒子(演:仲間由紀恵さん)の迷コンビが、数々の不思議な事件を解決していきます。
この二人の掛け合いが、面白すぎて、何度も笑ってしまいました。普段、年上の上田さんに敬語を使っている奈緒子ですが、いきなりタメ口や命令口調になったりで(笑)
二人のキャラクターは最高ですね!
また、独特の世界観があり、平凡な事柄が題材にならないのもとても斬新でした。
扱われるドラマでの事件は、ほとんどが、超常現象的な謎解きでいつも楽しみにしていました。
最初にスタートしたのが、2000年7月で、それ以降じわじわと人気が出て、結局サードシーズンまで製作されました。その他にも劇場版4作が公開、スペシャルドラマ3作が放送されました。
結局、人気作品のため、シリーズが完結するトリック劇場版 ラストステージ(2014年作品)まで、なんと14年間という息の長い作品になりました。
私は、作品のファンであり、また主役のお二人のファンでもありましたので、心の中で、結婚されて欲しいなと思っていましたが、お互い違う伴侶を見つけられました。
もし、まだ見てない人には、おすすめです。とにかく不思議で面白いドラマです。全体的に、コメディータッチで軽快なテンポで進むのもいいです。
また、面白いことに、ドラマの中で上田教授が出版していた本を実際にいくつか販売したのもユニークですよね(笑)
ちなみに、以下が、TRICKのドラマの中で上田次郎(演:阿部寛さん)が出版している本の一冊です。スタッフの皆さんの粋な計らいに感謝ですね(笑)
ドラマの中の本を本当に出版するなんてすごい(笑)
監督は、堤幸彦さんで、蒔田光治さんは、脚本を手がけています。
パズル
この作品も謎解き系のドラマなのですが、基本的にコメディータッチで、いい意味で気楽に楽しんで見られます。
2008年のドラマで、主演が石原さとみさんです。現在の石原さとみさんが演じる役とは、かなり違っていて、それも興味深いです。
簡単なあらすじですが、
鮎川 美沙子(演:石原さとみさん)は、容姿端麗で超名門の高校に英語の教師として転任してくるのですが、実は、英語がからっきしダメです(笑)しかも、言葉遣いは悪く、気が短いです。そのかわり生徒以外に見せる外面はとてもよいです。
英語が苦手の先生が、自信満々で英語の授業を行い、逆に生徒を注意します(笑)そして、この先生が、何よりも大好きなのが、お金です。そのために、好奇心旺盛な3人の生徒と一緒に、いつも不思議な事件に巻き込まれ、それを見事に?解決していきます。
今では、なかなか見られない、石原さとみさんのユニークで破天荒な役柄を見られる貴重な作品としてもおすすめです。
蒔田光治さんが脚本を担当しています。
ブラッディ・マンデイ
三浦春馬さん主演のサスペンスドラマです。いったい誰が犯人なのか?最後までハラハラドキドキしながら見ることが出来る作品です。
このドラマも人気があり、セカンドシーズンまで製作されました。
謎多き女性、折原マヤを演じる吉瀬美智子さんの演技も光りました。
BLOODY MONDAY(ブラッディ マンデイ)という同名の漫画作品がドラマ化された作品です。
蒔田光治さんが脚本、プロデューサーとして参加しています(シーズン1のみ)
99.9 -刑事専門弁護士- SEASON I~Ⅱ
松本潤さん主演の弁護士ドラマで、結構、推理要素のあるドラマでした。このドラマも謎解きが面白く、よく考えられていると感心しました。またメインキャラクターが個性的に描かれていているのも魅力的で毎週楽しみにしていました。
深山大翔(演:松本潤さん)と佐田篤弘(演:香川照之さん)との掛け合いが面白いですよね。寒いオヤジギャクを連発します。それと明石達也(演:片桐仁さん)もナイスでした。
視聴率的にも成功して2作が放送されました。
ファーストシーズンのヒロイン役が、榮倉 奈々さん、セカンドシーズンのヒロイン役が木村文乃さんでしたね。
ちなみに、ファーストシーズンが、2016年4月から、セカンドシーズンが、2018年1月から放送されました。
ファーストシーズンの平均視聴率が、17.2%、セカンドシーズンの平均視聴率が、17.6%ということですから、ドラマとしては、かなり成功した作品だと思います。
昨今のドラマでは、9時台でも15%を超えるドラマがほとんどありません。それだけに2シーズンとも17%を超えたというのは、視聴者の支持を大きく得た人気作品といえると思います。
蒔田光治さんは、両シーズンでトリック監修として参加されています。
やっぱりなと思いましたね。仕掛け、謎解きの秀逸さが、見ていて伝わってきました。
ひとつの謎を解く、しかしそれでは、まだ何かが足りない。そしてさらに考えて事実へと近づいていく!
やはり蒔田さんがトリックを手がけると一味違うなと思いました。
蒔田さんには、これからもどんどん素晴らしい作品を世に送り出して欲しいですね。
また、他にも蒔田さんが制作に参加された作品がありますので興味のある方は、是非ご覧になってください。おすすめだと思います!